本会では、個人や団体へインタビューを行い、記事を公開しています。聞き手は深沢レナです。

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第1回 柴田元幸さん(米文学者・翻訳家)

     

① 大学について 

大学教育の新旧/学生とのつきあいかたetc…

② 文学と運動について 

ブコウスキーはブレない?/じゃんじゃん揺らぐこと etc…

③ 丸ごと受け止めて読むということ 

法律の言葉の「垢落とし」/ハラスメントをした作家の作品の受け止めかたetc…

   

第2回 栗原康さん(政治学者・アナキズム研究)

※2023/2 注記あり

① ざっくり日本の大学史——学費増加から認知資本主義まで

ブラックリスト化問題 etc…

②  学生にもっと自由を!——業績偏重と管理体制の強化

「クレーマー学生」の背景にあるもの etc…

③  奨学金が返せない!——借金しかない日本の奨学金制度

栗原さん、ついに被告になる etc…

④ 内なるネオリベマインドにさようなら——貧困の切実さと経済的徴兵制

借金を返せなかった何をやってもいいの? etc…

⑤ 大学とはどういう場所だったのか——知識のヒエラルキーではなく共同財へ

学生とは悪意に満ちた存在だった etc…

    

第3回 森元斎さん(哲学者・アナキスト) 

 

① アナキストが国立大学の教員になるまで

おっさんが楽しくない現場にする/教員の就活って大変 etc…

② 良い教員、悪い教員

指導教員の暴言とアカハラ/道ははずれてもいいんだよ etc…

③ 行動を起こせば可能性が広がる

とりあげえず場所をつくろう/もうやっちまうしかない!

    

第4回 川口晴美さん(詩人)

      

① フェミニズムが苦手な理由を考える

フェミニストを名乗れない/分断された女性たちetc…

② 被害の当時を振り返って

性暴力被害へ至る道筋/言葉の持つ暴力性etc…

③ 詩のあり方・創作の指導の仕方

1人の書き手を見出そうとする眼差し/先生役として気をつけていることetc…

④ 長期的に運動を続けるために

運動内の人間関係/何も言えなかった自分を上書きするetc…

     

第5回 北村紗衣さん(英文学者・フェミニズム批評)

     

① フェミニズム批評への入り方

ハーレイ・クインとの共通点/ヴァージニア・ウルフがこわいですetc…

②  被害のそのあと

被害者もマークされる社会/日々のミソジニーとどう戦うかetc…

③  女の子が死にたくなる前に

おすすめフェミニズム本/どうしてティモシー・シャラメの映画を見ると「最高だった…!」になっちゃうんだろう?etc…

       

第6回 栗田隆子さん(文筆家・フェミニスト)

   

① 運動内の分断あれこれ

「社会問題」の解決の遅れは運動内の人間関係のせい?/運動内での性差別etc…

② 連帯ってムズかしい!

簡単に繋がることはできない/体力も気力もない人間のためにetc…

③ 各運動の繋がらなさについて考える

ジェンダー抜きに大学中央集権化問題を語るな/フェミ叩きとヴィーガン叩きは似ているetc…

④ “不真面目”な運動を続けて

罪悪感を植えつけられる被害者/よきことをなす人たちによる加害行為/女性の”不真面目”な運動いろいろetc…

       

他団体紹介 

第1回 ハラスメント防止学生団体EquAll(東北大学)

  

① 学生と教員とが連携して——Yさんの事例

団体立ち上げのきっかけ/「あなた潰されますよ」

② 人が人を大切にするために——大学中央集権化への抵抗

「役に立つ人間か否か」/未来を一緒につくっていく

 

第2回 Be with Ayano Anzai

 

①  現在——係争中の案件につき

裁判の近況報告/中立の立場の人たちへ

② 告発——自分が納得するために

庇う人がいてこそ蔓延するハラスメント/「誰かのため」にやらない

③ 周囲の反応——あなたの「傷つき」は誰のせい?

二次加害にならないために/「そういうところあったよね」で終わりにしない

④ 訴訟——裁判のやり方あれこれ

訴訟を起こされて/裁判をどうやって継続していくか

⑤ これから——気まずいところをスルーしない

美術・芸術への絶望/回復って何だろう