わたしたちが学校におけるハラスメントについて考える上で、実際に役に立った本を紹介しています。また、裁判ではこうした資料は書証として提出することも可能です。ぜひご活用ください。

 

 

大学のハラスメントについての基礎知識を学ぶ

大学という場において、どういった行為がハラスメントに該当するのか、どうしてハラスメント行為が問題となるのかなど、基本的な知識を学べる本。

弁護士法人 飛翔法律事務所編『改訂2版 キャンパスハラスメント対策ハンドブック』(経済産業調査会、2018年)
北仲千里・横山美栄子『アカデミック・ハラスメントの解決 大学の常識を問い直す』(寿郎社、2017年)
沼崎一郎『キャンパス セクシュアル・ハラスメント対応ガイド:あなたにできること、あなたがすべきこと』(嵯峨野書院、2005年)

 

 

相談体制について考える

ハラスメント被害そのものだけではなく、その後の不十分な対応による二次被害も多数生じている。ハラスメント被害の相談を受けた際、どのように対応するべきか、相談体制はどうあるべきかなどを考えるのに役立つ本。

※下の2冊は職場ハラスメント の文献だが具体例が豊富でわかりやすい。

 

山内浩美、葛文綺『大学におけるハラスメント対応ガイドブック 問題解決のための防止・相談体制づくり』(福村出版、2020年)
野原蓉子『パワハラ・セクハラ・マタハラ相談はこうして話を聴くーこじらせない! 職場ハラスメントの対処法』(経団連出版
、2017年)
水谷英夫『第4版 予防・解決 職場のパワハラ・セクハラ・メンタルヘルス パワハラ防止法とハラスメント防止義務事業主における措置・対処法と職場復帰まで』(日本加除出版、2020年)

 

 

法律構成や裁判の争点・判例などを知る

 ハラスメントの裁判での主な争点や判例、法律構成などを学べる本。

 

・吉川英一郎『判例で理解する 職場・学校のセクハラ・パワハラ 実務対策 どんな事案がどう判定されたか』(文眞堂、2016年)

 

 

井口博、吉武清實『アカデミック・ハラスメント対策の本格展開—事案・裁判の争点/規程・体制の進化/相談・調整の要点』(地域科学研究会、2012年)

 

 

当事者の声を聴く

大学におけるセクハラ被害、それを告発するまで/したあとの苦悩など、当事者の経験について知ることができる本。

秦澄美枝『魂の殺人:清泉女子大学セクハラ事件』(WAVE出版、2001年)
甲野乙子『悔やむことも恥じることもなくー京大・矢野教授事件の告発』(解放出版社、2001年)
小野和子『京大・矢野事件ーキャンパス・セクハラ裁判の問うたもの』

(インパクト出版会、1998年) 

 

教育現場におけるハラスメントを知る

大学に限らず、教育現場全般におけるハラスメントについての実態。

池谷孝司『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』(幻冬社)
内海崎貴子、田中裕、藏原三雪、亀井明子、岡明秀忠『スクール・セクシュアル・ハラスメント 学校の中の性暴力』(八千代出版、2019年)
亀井明子編著『知っていますか? スクール・セクシュアル・ハラスメント一問一答』(解放出版社、2004年)
内田良『学校ハラスメント 暴力・セクハラ・部活動ーなぜ教育は「行き過ぎる」か』(朝日新聞出版、2019年)

 

  

 

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