わたしたちが学校におけるハラスメントについて考える上で、実際に役に立った本を紹介しています。また、裁判ではこうした資料は書証として提出することも可能です。ぜひご活用ください。
大学のハラスメントについての基礎知識を学ぶ
大学という場において、どういった行為がハラスメントに該当するのか、どうしてハラスメント行為が問題となるのかなど、基本的な知識を学べる本。
相談体制について考える
ハラスメント被害そのものだけではなく、その後の不十分な対応による二次被害も多数生じている。ハラスメント被害の相談を受けた際、どのように対応するべきか、相談体制はどうあるべきかなどを考えるのに役立つ本。
※下の2冊は職場ハラスメント の文献だが具体例が豊富でわかりやすい。
法律構成や裁判の争点・判例などを知る
ハラスメントの裁判での主な争点や判例、法律構成などを学べる本。
・吉川英一郎『判例で理解する 職場・学校のセクハラ・パワハラ 実務対策 どんな事案がどう判定されたか』(文眞堂、2016年)
当事者の声を聴く
大学におけるセクハラ被害、それを告発するまで/したあとの苦悩など、当事者の経験について知ることができる本。
(インパクト出版会、1998年)
教育現場におけるハラスメントを知る
大学に限らず、教育現場全般におけるハラスメントについての実態。
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